写っている人物が中心にならないようにする!

フォトブックに残しておくための写真を色々撮っているが、中々しっくりしたものが撮れないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そう思ったときは、写っている人物がカメラ目線になっていない写真も含めてみるとよいでしょう。カメラ目線になっていると、どうしてもその人物が中心の写真になってしまいます。これだと記念写真やいわゆるグラビア写真になってしまい、オシャレなフォトブックとは違う路線になります。カメラ目線を外すだけで、写っている人物が何を考えているか、そこで何をしようとしているかなどを受けてが考える余地が生まれ、深みのある写真になります。この手法は目線外しと呼ばれ、写真のプロもよく使う技法の一つになります。

目線外しの撮影をするコツとは!

では、そんな目線外し写真を撮影するコツとは何なのでしょうか。まず、その写真で表現したいテーマを強調して撮影するという点があります。例えば、周りの風景を重視したい際には外した目線の先にあるものにピントを当てたりと、テーマに沿った撮影を意識するようにするとよいでしょう。また、人物を美しく見せたいという場合にはモデルにうつむいてもらいましょう。これはウェディングフォト撮影などでも使われる手法の一つで、顎を引いてうつむいてもらうなどのポイントがあります。最後に、色々なシチュエーションの目線外しの写真サンプルを見て、イメージを膨らませるということも大事になります。そうした実例には自分のフォトブックをよりオシャレにできるヒントが沢山詰まっています。